第1回 スイーツ:(全3回)

1-2 常備品

さて前回は栗芋菓子を紹介しました。今回は「毎日食べたい菓子」です。スイーツにはここ一番で食べたい絶品もあれば、お土産などの地方銘菓もある。ただ、日常的にはコストパフォーマンスに優れ、飽きのこないものをセレクトしなければならない。

これは多くのスイーツ好きの方が理解してくださるとと思います。問題はどの菓子を常備するか、という点だろう。これは好みで分かれるのじゃないだろうか。
いま読んでくださってる方のなかにも、チョコレート好き、和菓子好きなどいらっしゃると思いますが、私はこれから紹介する品々を中心にローテーション的にお菓子の常時確保に努めています。

まず ブルボン「ルマンド」!

私が幼少のころから愛する品である。紫色のパッケージが素敵だなあ。製造元=ブルボン社のサイトによれば「贈答用の高級クッキーを量産化」したとのこと。なるほど~!! 人様にお持ちするナイスな菓子を低価格、美味で提供!ということなんだね。発売は1974年(昭和49年)。味・価格とも納得のロングセラーである。

次に 森永「ムーンライト」!

森永ビスケットシリーズ御三家のほかの二品「マリー」「チョイス」をおさえて、私的トップである。他の二つも悪くない、しかし、ムーンライトの完璧な円形、月面のごとき輝き、バター風味、すべてが私を虜にしてしまったのだ。発売1960年(昭和35年)。人類初の月面着陸(1669年)より9年も前に、このネーミングは秀逸!未来の予感です。

さいごは 太子堂の「人形焼」!

先述のふたつに比べて全国的な知名度は低いが、私には欠かせない常備菓子。太子堂はおもに首都圏の駅ビルやスーパーに店舗を構え、和洋問わず様々な菓子を販売している。
この人形焼、焼型はおなじみの七福神だが、いち時期、少年少女の顔になったことがあった。これには賛否両論が巻き起こった…かどうかわからないけど、私は個人的に落胆しました。するとどうだろう、しばらくして再び七福神の焼き型に戻ったのである! ブラボー!!すこし角の取れた神様たちの顔をパクリとやるときの罪悪感がたまらないのです。神様ごめんなさい。

以上、三品ご紹介しました。皆さんはどんなお菓子を常備してますか??

次回へ続く・・・
1-3 教えたくない…