第1回 スイーツ:(全3回)

1-3 教えたくない…

「人に教えたくない…」「隠れ家的…」などはグルメ本に必須の見出しですよね。でも、それってつまり「教えちゃうよ」ってことだと思いませんか?
そして私、吉鷹祥三にも「教えたくない」地元スイーツがあります。前回紹介した常備菓子よりは少し高価、だけど、ちょいと足を延ばせばすぐ手に入る、そんな三鷹・吉祥寺近辺の「人に教えたくないほど」美味いスイーツ!!中央線沿線私的三大銘菓!!をこっそりご紹介。 誰にも教えないでね…。

まずは 阿佐ヶ谷うさぎやのどら焼き!

こっそりと言いつつ、知っている人は知っている銘菓でしょう。甘さを抑えたあんこが、やや引きのある皮に挟まれている。もちろん、めちゃ美味い!店舗は阿佐ヶ谷駅のごく近くにあり、落ち着いた和菓子屋らしいたたずまい。

次は 紀の国屋の粟(あわ)大福!

「和菓子 紀の国屋」は多摩地区を中心に展開する武蔵村山市の菓子製造会社である。数々の名品を製造しているが、私のいち押しは粟大福。生地表面の渦巻き状の焼き目が特徴で、口にすると、ちょっと塩味が効いた生地があんこの甘みを引き立てる。大福としてはやや大ぶりなところもうれしい。「本日中にお召し上がりください」の商品なので、いつも「今日は食うぞ!」の気持ちで購入している。

さいごに 三浦屋の(米粉の)チーズケーキ!

こってりしていないのに濃厚さを感じる、不思議なチーズケーキである。その秘密はたぶん原材料の米粉にある、と踏んでいる。三浦屋は東京西部を中心に展開する食品スーパーで、実は惣菜、甘味などで美味しいオリジナル商品を多数出している。その中でもこのケーキは名作の一つだと思う。

以上、三品ご紹介しました。皆さんはどんなお菓子を常備してますか??