第3回 遊ぶよ!

どうもヨシタカです。社長のひとこと「どうかねヨシタカ、連載のほうは進んどるかね」にドキーッ!!てことで、お久しぶりです。
さて、本連載も「スイーツ」→「昼寝」ときたら、やはり「クウネルアソブの原理」に従い「遊ぶ」。 遊ぶといえば「飲む・打つ・買う!」でもね、私は多少「飲む」くらいで「打ち・買い」はからっきし、遊び人とは言えません。
では、私が普段何をして遊ぶか、ここ一年くらいの自分を振り返ってみました。 すると、意外にも自分の趣向が分かって面白かった。今回はヨシタカ的「過去1年くらいで楽しかった遊びベスト3」をご紹介です!

BOB DYLAN in Bunkamuraオーチャードホール(2016年4月)

もう一年以上前になるなあ。激シブいコンサートだった。最近はノーベル文学賞受賞でますます有名になってしまった。けど、ロックファンでもなければ「風に吹かれて」いい曲だよね~レベルでしか認知されていないだろうと私は思っている。とはいえ原因はご本人にもあるのだ。
今回のコンサートにしても代表曲はセットリストの3分の1以下、あとはシナトラのカバーや近年の曲、ようするに懐メロメドレーをやらないのである。逆にファンにとってはこの無愛想さがたまらない。「俺、懐かしのフォーク歌手じゃないもん」の姿勢にしびれるのだ。
ちなみにこの日、私はTシャツでもパンフでもなく日本限定の湯呑(写真)を買った。毎朝、これでコーヒーを飲んでいる。激シブ!

大相撲観戦 平成28年9月場所 両国国技館(2016年9月)

いまでこそ稀勢の里人気でチケット入手困難な大相撲だが、このころは普通に席もとれた。序盤3日目を観戦。
観戦もさることながら人生初の国技館体験そのものが楽しかった!
幕下がペシペシと取組みをする正午ころからガラガラの国技館に乗り込み、ちゃんこ試食→売店めぐり→弁当・飲物・つまみを購入→その合間も館内をくまなく見学→夕方にようやく自分の席に落ち着き→一杯やりながら幕内取組観戦。楽しかったな~。
ちなみにこの場所は白鵬が欠場、優勝は全勝の豪栄道だった!

クラーナハ展―500年後の誘惑 上野国立西洋美術館(2017年1月)

ルーカス・クラーナハはドイツルネサンス期(15世紀末~16世紀)の芸術家。今回の展示はタイトルにもあるように「誘惑」が一つのテーマで、ポスターにも使われた「ホロフェルネスの首を持つユディト」は驚愕の作品だ(画像参照)。
とくに私、ヨシタカの印象に残った展示は「不釣り合いなカップル」シリーズ。
モチーフは誘惑する女性と、その誘惑に負けてデレデレと財産や命を投げ出しちゃう男、ああ~身につまされる。気を付けねば。とくにぞっとするのが笑っていない女性たちの瞳、う~ん。
こんな鑑賞方法でよかったのかわからないが、ヨシタカ的には自省をうながされた展覧会でした。

以上、ふり返り自分でわかったのは「私は観る遊びが好きだ!!」そして非日常に浸ることを楽しんでいるということです。
ただ、この非日常は日常と断絶されてはおらず、自分の毎日にフィードバックしてくるエネルギー源のようなものだな~って思いました。皆さんはどんな遊びが好きですか?